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  • 更新日
  • 2023年01月14日

今朝のお花 蓮の花 ~はすのはな~

仏教の「四華(しけ)」の一つにも数えられる蓮の花の花言葉は「清らかな心」「神聖」。
蓮は水生の植物で、泥水の沼や池の中から真っ直ぐ茎を伸ばし、その先に綺麗な花を咲かせます。
泥から出てきても汚れる事がない様子から、蓮の花は仏教の教えに通じるとされています。
蓮の花には、人の心のあり方を説いた5つの特徴があります。

[ 蓮華の五徳 ](れんげのごとく)

淤泥不染の徳(おでいふぜんのとく)
どんなに厳しい環境にいても清らかに生きましょう。

一茎一花の徳(いっけいいっかのとく)
唯一無二の自分を大切にしましょう。

花果同時の徳(かかどうじのとく)
仏の心を大切に育てていきましょう。

一花多果の徳(いっかたかのとく)
花を咲かせて、たくさんの人々を幸せにできるようにしましょう。

中虚外直の徳(ちゅうこげちょくのとく)
欲に支配されず、真っ直ぐに生きましょう。

仏教では、この五つの特徴を持てば「極楽に生まれることができる」と説かれています。